今月の臨床 エコーガイド下で何ができるか
婦人科
5.子宮内異物除去
中室 嘉郎
1
1大阪府立病院産婦人科
pp.502-503
発行日 1997年5月10日
Published Date 1997/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409905025
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子宮内異物除去において最も重要な点は,①診断(存在の確認)と②安全に,痛みなく除去することである.とくに診断に関しては,超音波が導入されて非常に容易になった.ここで述べる異物除去における考え方は、子宮腔内に内膜以外の病変が存在する症例—子宮内膜ポリープ.頸管内ポリープ、子宮内膜増殖症,粘膜下筋腫、子宮内膜癌.子宮留膿腫などの病変においても同様である、本稿では子宮内異物(多くはIUD)についての考え方を述べる.
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