特集 エコー 診療マニュアル
基本手技と適応
2.経腟プローベ
小林 充尚
1
Mitsunao Kobayashi
1
1防衛医科大学校分娩部
pp.1356-1358
発行日 1991年12月10日
Published Date 1991/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904967
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正常子宮の経腟縦断像(前傾子宮)(図1)
排尿後に経腟プローベを腟内に挿入して行った縦断スキャンでは,この写真の如く向って右が子宮腟部側,左が体部にあたる位置において,子宮頸部上部から体部1部にかけての経腟縦断像が示されている。プローベの面の傾斜,移動により目的の部分をみることが出来る。正常の排尿後前傾子宮では,プローベが通常は前腟円蓋に位置しているので,このような像が得られる。
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