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実験講座
モノクローナル抗体とc-DNAプローベの神経科学への応用
Application of the hybridoma technique and c-DNA cloning to neuroscience
山本 三幸
1
Miyuki Yamamoto
1
1筑波大学医療技術短期大学部
pp.129-136
発行日 1983年4月15日
Published Date 1983/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904514
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近年,神経系解析の手段として応用され,これからも多くの成果が期待される2つの方法が開発されている。1つはハイブリドーマによるモノクローナル抗体1,2)を用いるものであり,他の1つはcomplementary DNA(c-DNA)を用いる方法である。この稿では,神経系において,既に多くの研究報告のあるモノクローナル抗体法を中心に,特に神経系に特殊と思われる問題と,これ迄に得られている知見をまとめてみる。更に,応用は緒についたばかりではあるが,これからの発展が期待されるc-DNAを用いた方法について少し紹介したい。
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