今月の臨床 分娩の多様化とリスク管理
分娩様式とリスク管理
5.計画分娩
天野 完
1
1北里大学医学部産婦人科学教室
pp.1439-1441
発行日 2002年12月10日
Published Date 2002/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904797
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妊娠週数が明確であり分娩準備が整っていること,すなわちビショップスコアが5点以上でBraxton-Hicksの子宮収縮を認めることが確認できれば予定を立てる.40週以降は胎児リスクが高まり,周産期予後は37〜38週で最も低い1)とされているが,39週から41週までに分娩誘発を考慮する.
初産婦の頸管熟化不全例では機械的方法による前処置が必要になる場合がある.
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