連載 病院めぐり
岡山済生会総合病院
岸本 廉夫
pp.784
発行日 2002年6月10日
Published Date 2002/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904665
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恩賜財団岡山県済生会は「済生・救療」の精神を基本とし,昭和13年に診療所として岡山市(JR岡山駅より徒歩5分)に開設され,「すべての人が医療を受けられるように」との理念持って,地域医療に密着した信頼される医療を行ってきましたが,さらに昭和32年には総合病院としてスタートして40年余となります.現在,18診療科,568床で運営されています.新築工事も平成10年2月に竣工し,屋上にヘリポートを有する岡山の中核病院として機能しており,平成12年には日本医療機能評価機構の認定病院にもなりました.さらにエイズ治療拠点病院,災害拠点病院,臨床研修病院など多くの指定を受けています.
現在,産婦人科は35床,5名の常勤医で運営されており,スタッフはすべて岡山大学医学部産婦人科学教室からの派遣です.年間手術件数は約330件,分娩数は400例あまりですが,産科,婦人科ともバランスのとれた診療を行っています.また,医療の質の向上をはかるべくクリニカルパスを積極的に導入しています.
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