病院めぐり
岡山済生会総合病院外科
仁熊 健文
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1岡山済生会総合病院外科
pp.1444
発行日 2021年11月20日
Published Date 2021/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213550
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岡山済生会総合病院は岡山駅の西口(運動公園口)から徒歩9分の場所に位置し,標榜35診療科,医師数165人(常勤換算),473床の総合病院です.臨床研修指定病院として,初期臨床研修医25人が研修しています.
済生会は明治44年(1911)2月11日,明治天皇が医療を受けることができないで困っている人たちに,施薬救療の途を講ずるようにというご趣旨の済生勅語と,その基金を下賜され発足しました.1934年済生会岡山診療所として,診療を開始したのが当院の起源とされ,今年で83年の歴史があります.以前は新館病棟と旧館病棟を空中通路でつなぐ建物でしたが,旧館が災害拠点病院としての耐震構造に問題があり,国道を挟んだ近隣地に2016年1月に新病院を建築しました.新病院は入院・救急診療部門とし,元の病院は改修して岡山済生会外来センター病院として,各科外来,外来透析センター,日帰り手術センターおよび80床の地域包括ケア病棟として運用しています.入院と外来を分離した全国でも稀なユニークな病院となっています.
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