原著
妊娠中毒症と生活習慣病との関連性
飯沼 博朗
1
,
山崎 章恵
1
,
金井 誠
2
,
北 直子
2
,
加藤 清
2
,
高木 靖
2
,
松本 あつ子
3
1信州大学医療技術短期大学部
2信州大学医学部産婦人科学教室
3信州大学医学部附属病院看護部
pp.286-289
発行日 2002年3月10日
Published Date 2002/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904573
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妊娠中毒症罹患婦人は,将来,高血圧や糖尿病などの生活習慣病となる危険率が高いといわれている.そこで,重症中毒症既往者(中毒症群)と中毒症の既往のない者(正常群)を比較し,有病率と生活習慣などを比較した.
正常群は信州大学医療技術短期大学部看護学科学生の母親で,中毒症の既往がない109名、正常群の平均年齢が49.5±5歳であったので,フォローアップしている45〜54歳の103名を中毒症群とした.
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