連載 病院めぐり
大阪市立総合医療センター
松本
,
山本
pp.1277
発行日 2001年11月10日
Published Date 2001/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904485
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大阪市の中心部を一巡するJR環状線からは,桜ノ宮駅にさしかかると地上18階建の淡い緑の建物が目に入ります.これが大阪市立総合医療センターで,診療科40科,1,063床を有し,自治体病院としてはわが国屈指の規模を誇る総合病院です.市制100周年を記念する事業の1つとして市立医療機関の体系的整備がはかられ,既存の2総合市民病院,3専門病院を統合し,21世紀を展望した中核病院として平成5年12月に新しく誕生しました.高度な総合医療機能とともに臨床教育研究室や動物実験室も備え,大学レベルの診療,研究が可能となっています.また研修医指定施設でもあり,40に及ぶ学会の認定医制度の研修・教育施設に指定されています.
当センターの産婦人科は産科と婦人科の2科を標榜しており,それぞれに部長が配属されています(産科部長:松本雅彦,婦人科部長:山本久美夫).常勤医は8名で,専門分野ではどちらか一方に重心をおきながら,基本的な診療については両科を兼任しています.研究医は現在5名が配属されており,原則として半年ごとに両科をローティトします.
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