管現者訪問・20
国保旭中央病院長 諸橋 芳夫 先生
岩佐 潔
1
1病院管理研究所
pp.57
発行日 1969年11月1日
Published Date 1969/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203795
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千葉県の銚子から九十九里浜ぞいに汽車で5つめに旭駅がある.この駅前市街地を抜けて南に進むとたんぼの中に500床の大病院が建っている.はじめて行くと,どうしてこんなたんぼの中に,こんなりっぱな大病院があるのかとビックリする.
昨年15周年を迎えたところであるから開院は昭和28年である.それは旧海上郡の8町村の一部事務組合によって造られ,一般35床,結核78床の,どこにでも見られる国保病院のひとつであった.これが国保病院としては例外的に大きい500床の近代病院に育ってきたのは,開院以来の院長である諸橋先生の力によるといわざるをえない.
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