今月の臨床 一歩先行く超音波胎児検診
妊娠後期
2.羊水量の評価
佐藤 昌司
1
,
藤田 恭之
2
,
中野 仁雄
2
1九州大学医学部附属病院周産母子センター
2九州大学大学院医学系学府生殖病態生理学
pp.622-626
発行日 2001年5月10日
Published Date 2001/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904340
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はじめに
羊水量は,母体および胎児の生理的な水分出納バランスを反映する指標であり,羊水の産生あるいは吸収のいずれかが障害された場合に出現する量的異常を早期に,かつ確実に診断することが重要である.本稿では,羊水量の生理的変化ならびにその異常について概説する.
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