今月の臨床 腹腔鏡下手術—知っておくべき最新情報
合併症と対応策
1.術中損傷
松崎 幸子
1
,
村上 節
1
1東北大学医学部附属病院産婦人科
pp.278-280
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904281
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はじめに
1989年にReichら1)が腹腔鏡下子宮全摘術を初めて発表して以来,婦人科内視鏡下手術は飛躍的にその適応を拡大した.そのため手術手技も高度化し,種々の合併症の発生しやすい状況がもたらされている.本稿では内視鏡下手術の術中損傷について考察する.
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