今月の臨床 生殖内分泌と不妊診療の最新データ
不妊の原因と検査
1.一般不妊検査の判定基準
藤原 寛行
1
,
荒木 重雄
1
1自治医科大学産婦人科生殖内分泌センター
pp.486-491
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904000
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不妊治療の際に行われる検査にはさまざまなものがあり,必要なものを順序立てて効率よく行う必要がある.女性は,短い周期のなかで卵胞期,排卵期,黄体期という変化があり,男性側でも妊孕性にかかわる各種パラメータは日々変化するため,その解釈には一定の幅を持たせ,総合的に判定する必要がある.本稿では不妊基本検査および内分泌検査を中心にその解釈の基準について述べる.なお,誌面の関係で詳述できなかった部分は,『不妊治療ガイダンス』1)を参照して戴きたい.
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