今月の臨床 生殖内分泌と不妊診療の最新データ
更年期・老年期
3.骨粗鬆症
倉林 工
1
,
田中 憲一
1
1新潟大学医学部産科婦人科
pp.460-468
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903997
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1993年の第4回国際骨粗鬆症会議において,骨粗鬆症とは「骨量の減少と骨組織の微細構造の劣化により,骨強度が低下し,骨折を起こしやすくなった全身性疾患」と定義された1).従来は骨折により骨粗鬆症と診断されることが多かったが,この新定義では,骨折を起こさなくても骨量が減少して骨が脆くなっていれば骨粗鬆症であるとしている.
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