今月の臨床 新生児外科の最前線—産科医としての必須知識
外科治療の現況と産科医へのアドバイス
3.腹・背部疾患
4)肝・胆道疾患
池田 信二
1
,
世良 好史
1
,
内野 信一郎
1
,
吉田 光宏
1
1熊本大学医学部附属病院小児外科
pp.274-280
発行日 2000年3月10日
Published Date 2000/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903962
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新生児期にみられる肝・胆道系の腫瘍疾患として,肝芽腫,転移性腫瘍などがあり,外科的黄疸をきたす疾患としては胆道閉鎖症および胆道拡張症が認められる.いずれも頻度は少ないが小児外科領域においてはすべて重要な疾患であり,小児を診療する機会のある医療関係者は十分な知識が求められる.以下,症例を呈示し疾患の概略について述べる.
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