連載 病院めぐり
国家公務員共済組合連合会 大手前病院
吉本 泰弘
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1国家公務員共済組合連合会大手前病院
pp.845
発行日 1999年6月10日
Published Date 1999/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903696
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大手前病院は国家公務員とその家族の福利厚生を目的として,昭和26年6月,浪速のシンボル“大阪城”のお堀端の現在地に開設されました.当初は内科,外科,産婦人科のみの29床でしたが,幾度かの施設拡充により,現在は看護専門学校および健康管理センターを併設し,19科448床の総合病院に発展しています.陸軍病院跡地でしたので,当院の住所は永らく東区官有無番地が正式地番でしたが,現在は中央区大手前に組み入れられ,大阪府庁や大阪府警,国の出先機関などが集中する官庁街に位置しています.また,本館8階手術室からは,緑の少ない大阪の都心にあって貴重な緑となっている大阪城と大阪の摩天楼(?),大阪ビジネスパークの高層ビル群が手に取るように眺められます.
当院は日産婦認定医制度卒後研修指導施設であり,厚生省の臨床研修指定病院でもありますので,多くの若い先生方を受け入れていますが,開院時より大阪大学と連携し,産婦人科もスタッフ全員が大阪大学より派遣されています.現在は部長:吉本泰弘(S53卒),医長:西野照代(S54卒),加納英男(S57卒),研修医:井上真智子(H9卒)の体制となっています.
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