今月の臨床 子宮筋腫—最新情報
診断の有用性と限界
1.超音波
正岡 博
1
,
太田 雅博
1
,
大本 裕之
1
,
吉田 信隆
1
1社会保険広島市民病院産婦人科
pp.1262-1265
発行日 1997年12月10日
Published Date 1997/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903102
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子宮筋腫の診断において超音波断層法はベッドサイドで簡便に繰り返し施行でき,筋腫核の大きさ,存在部位などを診断するために必須の検査法である.しかし子宮肉腫との鑑別や卵巣充実性腫瘍との鑑別など,必ずしも容易でない場合がある.本稿では子宮筋腫における超音波診断の有用性と限界について,最近急速に普及しつつあるカラードプラ法の応用も含めて言及する.
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