検査法の基礎
超音波画像の成り立ち[1]
大川井 宏明
1
1東北大学加齢医学研究所病態計測制御部門
pp.691-697
発行日 1993年8月1日
Published Date 1993/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901640
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サマリー
超音波ビームを走査し,各ビーム上のエコーを収集し,そのデータを2次元的に配置する.データの不足箇所は補完する.解像度はビーム幅と波連長に依存し,かつ画像上の位置により異なる.これが①超音波画像の基本的作像方法である.このことを理解し,さらに,②組織の物性,③生体内の超音波の挙動,④解剖と生理,などをできるだけ関連づけて把握するよう努めることが,さらに有用なデータを取り,画像の解読力を高めることに役立つ.
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