連載 Q&A
児推定体重4,000g以上のときには帝王切開か(4)
武久 徹
1
1武久産婦人科医院
pp.313-315
発行日 1997年3月10日
Published Date 1997/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902875
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Q 推定児体重4,000g以上のときには帝王切開をすべきでしようか?
A 児体重が4,000g以上になりますと,肩甲難産発生頻度が高くなります.したがって,推定児体重(EFW)が4,000g以上であれば,帝王切開(帝切)を行うという選択も考えられます.3回にわたって①肩甲難産の定義と頻度,②巨大児増加因子と肩甲難産と新生児予後,③肩甲難産の分娩前診断と肩甲難産を予知し回避できるか,などについて解説しました,今回はEFWが4,000g以上のときは帝切をすべきかについて検討したいと思います.
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