特集 胎児モニタリングwith Corona
胎児体重の推定法
中嶋 理恵
1
,
石本 人士
1東海大学 医学部専門診療学系産婦人科学領域
キーワード:
出生前超音波診断
,
胎児発育遅滞
,
巨大胎児
,
胎児体重
Keyword:
Fetal Growth Retardation
,
Ultrasonography, Prenatal
,
Fetal Macrosomia
,
Fetal Weight
pp.597-603
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021205829
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超音波断層法による胎児計測は、産科管理における最も基本的な手技である。推定胎児体重(EFW)の算出は、超音波断層法を用いて、児頭大横径、腹部周囲長(腹囲)または体幹前後径×体幹横径、大腿骨長の各パラメータを計測し、これら計測値を胎児体重の推定式に代入することにより行われる。胎児体重の推定では±15%程度の誤差は避けられない。よって胎児発育を評価するためには、経時的にEFWや計測値を追っていくことが重要である。
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