今月の臨床 初期治療60分—婦人科救急
婦人科救急疾患の治療
5.卵巣嚢腫茎捻転
石川 卓爾
1
1立正佼成会附属佼成病院産婦人科
pp.1536-1538
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902766
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急性腹症は,急激に発症した強い腹痛を主訴としており,経過を見る余裕はなく,開腹手術を前提とした手早い診断が要求される.
卵巣嚢腫茎捻転は,産婦人科の急性腹症のなかでも子宮外妊娠,卵巣出血と並んで頻度の高い疾患である.
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