今月の臨床 産婦人科エコー診断—撮り方,読み方のこつとポイント
骨盤内臓器の局所解剖と超音波像
3.卵管
石原 楷輔
1
1日本医科大学第二病院産婦人科
pp.411
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902472
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1 解剖
卵管fallopian tubeは子宮底部の両側(卵管角)で左右対称に子宮と連結し,側方で卵巣を巻き込むように位置する管状の臓器である.卵管が子宮壁を貫く部位が間質部,体部に接した外側1〜2cmが峡部,その外側で卵管中もっとも太い部位が膨大部,最外側で漏斗状に開大した部位が卵管采である.
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