今月の臨床 産婦人科エコー診断—撮り方,読み方のこつとポイント
骨盤内臓器の局所解剖と超音波像
1.子宮(頸部,峡部,体部)
石原 楷輔
1
1日本医科大学第二病院産婦人科
pp.404-407
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902470
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経腟超音波診断装置で得られる画像はin vivoにおける女性性器の局所解剖をかなり正確に再現することができる.しかし,画像を正確に評価するには女性性器の超音波画像解剖に関する基礎的な知識が必要で,その読影にはある程度の習熟が必要である.画面に表示される断層像がどんな臓器のどんな組織からのエコーで,大きさや位置に問題はないかなど解剖の基礎知識と照合しながら読影するのが基本である.
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