連載 産婦人科クリニカルテクニック
ワンポイントレッスン—私のノウハウ
子宮鏡下手術の術前診断および術中監視法
堀越 裕史
2
,
斉藤 寿一郎
1
,
藤脇 伸一郎
1
,
佐賀 正彦
2
1聖マリアンナ医科大学
2聖マリアンナ医科大学東横病院
pp.93
発行日 1996年1月10日
Published Date 1996/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902399
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粘膜下筋腫や内膜ポリープなどは,過多月経・不正出血をきたし,貧血を生じる,また,子宮腔癒着症や中隔子宮などは,不妊症や不育症の原因となることが知られている.
これらの子宮腔内病変に対して,最近では高周波電流やレーザーを使用した子宮鏡下手術(経頸管的切除術Transcervical Resection;TCR)1)が実施されるようになり,Minimum invasive sur—geryとして注目されている.
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