今月の臨床 子宮内膜症—Controversy '96
子宮内膜症—私はこうしている
4.スプレキュアの使い方
木下 俊彦
1
,
加藤 順三
1
1山梨医科大学産婦人科
pp.62-63
発行日 1996年1月10日
Published Date 1996/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902389
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日本で子宮内膜症の治療薬としてスプレキュアが用いられるようになって6,7年が経過した.ここであらためてスプレキュアの使い方を考えてみた.ただしこれは「私はこうしている」という企画にそって,私が日頃臨床上で個人的に考えているものを述べるものであり,普遍性のあるものではないことをお断りしておく.
まず,適応となる症例であるがスプレキュアの開発当初に比べて,これを慎重に選択している.言い換えるならば症例数としては減少しているといえる.
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