今月の臨床 イラスト 小手術
産科
19.プロムフェンス装着術
今中 基晴
1
,
福益 博
1
,
西尾 順子
1
1大阪市立大学医学部産婦人科
pp.748-750
発行日 1995年6月10日
Published Date 1995/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902156
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プロムフェンスは長さ20cm,外径8mmのシリコン製のカテーテルで,先端で開口する主管,先端の2個のバルーンの間に位置する消毒液吐出口に開口する導管,先端のバルーンを膨らませる導管2本の計4本の導管を有する(図1)1).前期破水例に対してプロムフェンスを装着することによって羊水の流出は防止され,主管を通じて抗生物質や人工羊水の羊膜腔内への直接注入,羊水採取,ならびに頸管,腟の持続消毒が可能となる.
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