カラーグラフ 摘出標本の見方・11
子宮頸部扁平上皮癌
薬師寺 道明
1
,
蓮尾 泰之
1
,
田中 博志
1
,
牛嶋 公生
1
,
片岡 明生
1
,
大蔵 尚久
1
,
杉山 徹
1
,
西田 敬
1
1久留米大学医学部産婦人科
pp.597-599
発行日 1994年5月10日
Published Date 1994/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901728
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子宮頸部扁平上皮癌はわが国では最も頻繁に日常遭遇する婦人科悪性腫瘍であり,診断,治療などの取り扱いも今日では定型化しつつあると言える.しかし,進行期別の予後においてはあまり改善が見られず,組織学的亜型や進展度を正確に把握することは,治療の個別化を計る上からも望まれる.
今回,子宮頸部扁平上皮癌の術後の摘出標本の取り扱いについて当院において経験した症例を中心に解説する.
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