今月の臨床 IUGR診療
IUGRの管理
16.超未熟児に対する帝王切開の工夫
石松 順嗣
1
1久留米大学医学部産婦人科
pp.304-305
発行日 1994年3月10日
Published Date 1994/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901648
- 有料閲覧
- 文献概要
近年の周産期医学の進歩,とくに新生児管理における進歩により周産期死亡率は低下し,本邦でも体重400g台の超未熟児の救命が可能となってきた.しかし,一般的には1,000 g未満の超未熟児,とくに子宮内発育遅延児の予後は未だに厳しいのが現状である.本章では帝王切開術を行った子宮内発育遅延児の背景,麻酔方法,帝王切開方法などについて自験例を含めて述べる.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.