今月の臨床 IUGR診療
IUGRの診断
14.胎児モニタリング
辰村 正人
1
1山口赤十字病院産婦人科
pp.296-300
発行日 1994年3月10日
Published Date 1994/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901646
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IUGRの発症要因は複雑で,いくつかの病態が混合していると考えられる.そのため,妊娠中毒症,胎盤機能不全,羊水過少などの異常を伴うことが多く,胎児仮死にもなりやすい,このためIUGR胎児の管理は産科臨床上,予後の面からも重要で大きな問題である.ここでは NST, bio—physical profile, Doppler velocimetoryによるIUGR胎児モニタリングとそれらの指標を利用した胎児診断について述べる.
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