特集 胎児モニタリングwith Corona
胎児モニタリングの最近の話題と今後の展開
木村 芳孝
1
,
齋藤 淳一
,
Widatalla Namareq
1みやぎ県南中核病院 産婦人科
キーワード:
人工知能
,
胎児モニタリング
,
周波数
,
ビッグデータ
Keyword:
Artificial Intelligence
,
Fetal Monitoring
,
Big Data
pp.581-586
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021205826
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ビッグデータ時代に入りAIを用いたデータ駆動型の新たな研究の波が胎児モニタリングの世界にも広がってきている。エキスパートを手本にした機械学習による常時胎児モニターの読解は偽陽性、偽陰性ともに十分な精度を上げることができなかった。新たな方法が求められる中、高精度のデータの必要性が論議され胎児心電図のAIを用いたデータ解析に軸足が移っている。今後、近未来のデータ駆動型胎児心拍変動解析による胎児の長期ストレス、中期ストレス、短期ストレスの状態解析がさかんに行われることが予想される。
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