今月の臨床 頸癌,体癌—診療の現況
疫学
1.子宮がんの動向と将来予測
黒石 哲生
1
,
広瀬 加緒瑠
1
Tetsuo Kuroishi
1
,
Kaoru Hirose
1
1愛知県がんセンター研究所疫学部
pp.1392-1393
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901530
- 有料閲覧
- 文献概要
最新の人口動態統計1,2)に基づいて,日本の子宮がん死亡の動向を分析し,その将来予測を行った。死亡票に基づく人口動態統計では,頸部と体部の区別のない部位不明の子宮がんが多いので,ここでは,頸部と体部および胎盤をも含めた子宮がん(ICD−9 th:179-182)として集計した。さらに,子宮がん罹患の将来予測についても触れる。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.