今月の臨床 産科外来検診マニュアル
産褥期
54.子宮復古不全
織田 利光
1
,
越野 立夫
1
Toshimitsu Oda
1
,
Tatsuo Koshino
1
1日本医科大学付属第一病院産婦人科
pp.624-625
発行日 1993年5月10日
Published Date 1993/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901309
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概 念
分娩直後の子宮重量は約1kgあり,6週間前後の日数を要して100g以下に達する。この退縮過程が何らかの原因で阻害されたものが子宮復古不全である。
産褥2週間を経過しても腹壁上から子宮を触知できる場合,産褥6週で鵞卵大以上あれば,復古障害を考慮する。
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