今月の臨床 計画妊娠—合併疾患への対応
感染症
11.HIV
相良 祐輔
1
,
久保 隆彦
1
Yusuke Sagara
1
,
Takahiko Kubo
1
1高知医科大学産科婦人科学教室
pp.1265-1267
発行日 1991年11月10日
Published Date 1991/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900609
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HIVキャリア妊婦を管理する際の基本的知識
1)AIDSは爆発的に拡大しており,しかもその患者の大部分は生殖年齢層で占められている。
全世界のAIDS患者は100万,HIV感染者は800万人を越し,驚くべきことにニューヨークでは20歳台,30歳台の死因のトップはAIDSである。この事実から,AIDSは生殖年齢層に蔓延しており,今後われわれ産婦人科医がHIVキャリア妊婦を取り扱う機会が増加することが予想される。
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