今月の臨床 外来でみる感染症
症候と感染症
7.疼痛
戸谷 良造
1
Ryozo Totani
1
1国立名古屋病院産婦人科
pp.912-913
発行日 1991年8月10日
Published Date 1991/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900508
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産婦人科外来を受診する患者の主訴のうち,疼痛に関連するものの頻度は極めて高い。しかし,そのうち感染症によるものの頻度は比較的少なく,感染症が見落とされやすい問題点ともなっている。疼痛に関しては,部位,および最近発症したものか,慢性的なものか,月経周期との関連,あるいは妊娠しているか否かなどが大きな問題点となる。また,年齢への配慮も大切である。以下疼痛をテーマに,部位別に述べんとする。
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