今月の臨床 更年期障害
更年期とホルモン
9.更年期とホルモン—卵巣ホルモン
石丸 忠之
1
Tadayuki Ishimaru
1
1長崎大学医学部産婦人科
pp.532-534
発行日 1991年5月10日
Published Date 1991/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900408
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
更年期とは生殖期(性成熟期)と非生殖期(老年期)の間の移行期をいい,卵巣機能が衰退し始め,消失する時期と定義されている(日産婦用語委員会)。本稿では閉経期を中心にその前後の卵巣ホルモンの分泌について述べる。なお文中の各ホルモンのうちestroneをE1,estradiolをE2,androstenedioneをADおよびtestosteroneをTと略する。
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.