今月の臨床 不育症—その対策のすべて
検査・診断の進め方
15.内膜組織診のすすめ方
伊吹 令人
1
,
安藤 一道
1
Yoshito Ibuki
1
,
Kazumichi Ando
1
1群馬大学産科婦人科学教室
pp.51-54
発行日 1991年1月10日
Published Date 1991/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900268
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成熟女性の子宮内膜は卵巣性ステロイドホルモン(エストロゲン,プロゲステロン)の作用により周期的変化を示す。不妊症領域における子宮内膜検査の意義は,これらのホルモン分泌動態を間接的に評価すると同時に,着床における子宮レベルでの至適環境の有無を直接的に診断することである。
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