今月の臨床 産婦人科良性疾患に対する内視鏡手術の現在―新しいエビデンスとトレンド
婦人科
低侵襲子宮全摘術の際の尿路・直腸損傷への対処
安藤 正明
1
,
下村 優莉奈
1
,
福森 史也
1
,
越智 良文
1
,
仙波 恵樹
1
,
澤田 麻里
1
,
坂手 慎太郎
1
,
菅野 潔
1
,
柳井 しおり
1
1倉敷成人病センター婦人科
pp.968-978
発行日 2023年10月10日
Published Date 2023/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211070
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●適切な剝離,正確な縫合操作で,尿路および直腸の損傷は安全に修復することが可能となる.
●婦人科手術で尿管損傷が起こった場合,大半は腹腔鏡下尿管膀胱新吻合で対処できる.
●直腸の術中穿孔に対しても適切に処置を行うことで人工肛門は避けることができる.
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