今月の臨床 最小侵襲手術アップデート─minimally invasive surgery
全腹腔鏡下子宮全摘術―TLHのさらなる低侵襲化
安藤 正明
1
,
矢野 友梨
1
,
兵頭 由紀
1
,
藤原 和子
1
,
長瀬 瞳子
1
,
海老沢 桂子
1
,
梅村 康太
1
,
羽田 智則
1
,
太田 啓明
1
,
金尾 祐之
1
,
奥村 みどり
2
1倉敷成人病センター
2白河産婦人科
pp.325-333
発行日 2012年4月10日
Published Date 2012/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102947
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●全腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)は低侵襲な術式であり,特に細径ポートによるアプローチではさらに整容的であり痛みがきわめて軽い.
●細径ポートの使用にあたり,細径カメラでは視野が狭くなること,および細径鉗子では鉗子先端の大きさの違いから鉗子の位置関係に誤認が生じやすいことを念頭においておく.
●細径鉗子は耐久性に劣るため体腔内での破損や残存に注意が必要である.
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