今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?
プレコンセプションケアとしての母子感染予防
サイトメガロウイルス・トキソプラズマ
永松 健
1
1東京大学医学部附属病院女性診療科・産科
pp.1141-1145
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210537
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●サイトメガロウイルス(CMV)およびトキソプラズマ(TOX)の先天感染ではいずれも母体の感染予防に関する知識の普及が先天感染防止の重要なアプローチとなる.
●CMVの新生児尿によるPCR法での診断およびTOX母子感染防止のためのスピラマイシンの処方などを含めて最新の知識に基づいて,妊娠を目指す女性に情報提供を行うことが大切である.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.