今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際
月経困難症・過多月経
黄体ホルモン製剤
子宮内システムの使い方
太田 郁子
1
1倉敷平成病院婦人科
pp.1060-1067
発行日 2021年11月10日
Published Date 2021/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210521
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●LNG-IUSは粘膜下筋腫がある場合は禁忌である.
●乳がん術後のタモキシフェン使用症例に対するLNG-IUSの使用は禁忌ではないが,乳腺外科の担当医師と見解を合わせて使用することが望ましい.
●LNG-IUS挿入時にはない子宮筋腫の新たな発生や子宮内膜症の増悪がある場合があり,必ず挿入後は定期的に経過を観察する必要がある.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.