今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために
分娩誘発の合併症
分娩誘発の母体・胎児に対する短期・長期リスク
鈴木 俊治
1
1葛飾赤十字産院産婦人科
pp.449-455
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210410
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●分娩誘発は,母児の医学的・社会的予後が良好になることを目的とする.
●妊娠の継続が母児いずれかのリスクにつながる場合は,状況に応じたタイミングで分娩誘発する.
●妊娠の継続が母児のリスクにつながらない社会的適応を含めた分娩誘発のタイミングは,最も周産期予後が良好な妊娠39〜40週を念頭において考慮する.
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