今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために
子宮頸管熟化
薬物的頸管熟化の種類と使い方のコツ
高倉 翔
1
,
池田 智明
1
1三重大学産科婦人科
pp.408-413
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210403
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●2020年4月からジノプロストン腟内留置用製剤(プロウペス®)が妊娠37週以降の子宮頸管熟化不良における熟化の促進を適応として,使用できるようになった.
●器械的頸管熟化に比べ,分娩誘発の成功率については同等とされているが,挿入時の痛みが少なく,子宮内感染のリスクが低いというメリットがある.
●プロウペス®の使用にあたって,使用方法・留意点を順守し,安全に十分配慮する.
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