今月の臨床 分娩管理のABC―入院から産褥まで
子宮頸管熟化法
永松 健
1
1国際医療福祉大学成田病院産科婦人科
キーワード:
子宮頸管熟化
,
ジノプロストン腟内留置用製剤
,
プロスタグランジン
,
炎症制御
Keyword:
子宮頸管熟化
,
ジノプロストン腟内留置用製剤
,
プロスタグランジン
,
炎症制御
pp.189-193
発行日 2025年3月10日
Published Date 2025/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650790020189
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●子宮収縮薬投与に先んじて十分な子宮頸管熟化状態を確保することが,分娩誘発成功の鍵を握っている.
●プロスタグランジンE2(ジノプロストン)は,分娩前の子宮頸管に発現が増加する特異的受容体との結合により子宮頸管熟化を促進する.
●ジノプロストン腟内留置用製剤の臨床導入により,従来の器械的熟化法との使い分けや組み合わせが模索されている.
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