増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編
Ⅴ.産褥期の異常
産褥熱
香川 秀之
1
1関東労災病院産婦人科
pp.333-335
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210046
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処方のポイント
◆産褥熱(産褥子宮内膜炎)に対しては細菌培養検査の結果を待つことなく,早期に抗菌薬治療を開始する必要がある(empiric therapy).
◆産褥熱(産褥子宮内膜炎)の起炎菌は嫌気性菌を含む複数菌感染であることが多いため,嫌気性菌を想定して広域抗菌スペクトラムを有する薬剤を選択する.
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