今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺
TTTS類縁疾患の診断と管理
無心体双胎(TRAP sequence)
利光 正岳
1
,
室月 淳
1
1宮城県立こども病院産科
pp.557-561
発行日 2019年6月10日
Published Date 2019/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209745
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●TRAP sequenceは無治療での経過観察の場合,Pump児の予後は不良である.
●ラジオ波凝固術(RFA)は母児にとって低侵襲な根本的治療であり,良好な治療成績を認める胎児治療である.
●TRAP sequenceのなかでも,一羊膜やRFA可能な週数前にPump児死亡に至る群への新たな治療方法の確立が期待される.
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