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【疾患編2】不妊・不育
《不妊の検査》
卵胞発育モニタリング
折坂 誠
1
,
宮崎 有美子
1
,
山本 輝
1
1福井大学医学部産科婦人科
pp.112-115
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209318
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検査のポイント
❖卵胞発育モニタリングは,経腟超音波断層法による卵胞径計測と尿中LH測定をメインに,基礎体温測定・頸管粘液検査・子宮内膜エコー・血中E2測定を交えて総合的に行う.
❖卵胞径は1日あたり1.5〜2mmのペースで増大するが,発育速度に個人差がある(1〜3mm/日)ため,排卵予定日の数日前より経時的なモニタリングが必要である.
❖主席卵胞が排卵する卵胞径の目安は,自然周期20〜24mm,クロミフェン周期23〜28mmであり,ART周期で採卵の目安にする卵胞径は18〜20mmである.
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