今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点
CQ004-1(改訂)
妊娠中の静脈血栓塞栓症(VTE)の予防は?
永松 健
1
1東京大学医学部附属病院女性診療科・産科
pp.700-703
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209125
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●妊娠したらなるべく早期にVTEリスクの評価を行い,予防法が必要な妊婦ではできるだけ早くからそれを開始する.
●何らかのリスク因子を有する妊婦では理学的予防法を行い,リスク分類の基準を考慮して妊娠中の抗凝固療法を行うかどうかを決定する.
●分娩に際しての未分画ヘパリンの中止については,ヘパリンの投与法,分娩様式に応じてタイミングを決定する.
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