増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
Column
子宮頸部エラストグラフィ
小松 篤史
1
1東京大学医学部産婦人科
pp.123-124
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209018
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近年の超音波断層法の技術革新により,組織硬度を評価することが可能になってきている.乳腺領域や肝臓領域の進行度の評価においてはすでに臨床応用がなされてきており,「超音波エラストグラフィ診療ガイドライン」が提案されているところまできている.
産婦人科領域で硬度評価が必要なものとして妊娠中の子宮頸部が挙げられる.子宮頸部組織硬度を客観的に評価するmodalityとして子宮頸部エラストグラフィがある.
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