増大号特集 臨床整形超音波学—エコー新時代、到来。
3 ネクストステップ〈慣れてきたら困ること〉
7 エラストグラフィの可能性
福吉 正樹
1
Masaki FUKUYOSHI
1
1名古屋スポーツクリニックリハビリテーション科
pp.522-529
発行日 2020年5月25日
Published Date 2020/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201676
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POINT
★理学療法士が行う病態評価には数多くの主観的要素が含まれているため,そこから導き出される病態解釈はあくまでも病態の推測に過ぎない.
★しかし,圧痛や硬さなどの主観的要素を客観化することができれば,確実な病態把握とともに的確な運動療法の実施,さらにはその効果検証まで可能になる.
★組織の硬さを定量化し得るshear wave elastographyは,まさに客観的データに基づいた新たな診療スタイルを切り拓く可能性を秘めている.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年12月末まで)。
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