増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド
8.不育症の検査・診断
Q2 着床前診断と着床前スクリーニングの臨床的意義と問題点,方法について教えてください
竹下 俊行
1
1日本医科大学産婦人科学教室
pp.348-350
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208757
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
A 着床する前の胚から細胞を取り出し,遺伝学的診断を行う検査を広義の着床前診断(preimplantation genetic diagnosis : PGD)と呼んでいます.このうち,単一遺伝子異常,または特定の染色体異常の有無を診断するものを狭義のPGDと呼び,胚の染色体数的異常の有無を検出する検査を着床前スクリーニング(preimplantation genetic screening : PGS)と呼んでいます.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.