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4.一般不妊治療:手術療法
Q5 子宮内腔に変形のない筋腫を認めた場合,手術を勧めるべきでしょうか?
谷口 佳代
1
,
泉谷 知明
1
,
前田 長正
1
1高知大学産科婦人科
pp.179
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208706
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A 子宮内腔に変形のない子宮筋腫は,妊孕能に影響する可能性は低いと考えられます.しかし,筋腫合併妊娠では,流・早産,前期破水,胎位異常,胎盤早期剝離,子宮内胎児発育遅延,微弱陣痛,産道通過障害,弛緩出血などが増加することが知られています.筋腫が不妊の原因でなくとも,産科合併症のリスクが増加すると推測される場合には,不妊治療に先んじて子宮筋腫の治療を行うことも検討する必要があります.
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